7. トラブルシュート
LED関連トラブル
LEDが点灯しない
- 全てのLEDは番号順に数珠つなぎになっていています。
- 途中で不良のLEDがあるとそれ以降のLEDがすべて点灯しなくなる特徴があります。
- 点灯しないLEDだけでなくその一つ前のLEDもよく調べて下さい。
- LEDの取り付け方向が正しいか
- LEDは極性があり、取り付ける向きが決まっています。
- LEDの切り欠きのある足と、PCBのシルクの方向が合っているか
- オモテウラが間違っていないか
- 取り付け方向に間違いがあるとLEDが光らないだけでなく、キーボードとしての全機能が動かなくなる場合もあるので注意
- LEDのハンダ付けに問題はないか
- はんだ付けに不良があると、全く点灯しない、発色が変わらない、激しく明滅するなどの現象が起こります。
- はんだ付け忘れはないか
- LEDの足が浮いている部分はないか
- 芋はんだ、はんだ量不足、ブリッジなどはんだ不良はないか
中央部分のLEDが緑色に光ってしまう
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中央部分にある3つのLEDは、キーボード入力の状態表示を兼ねています。
右から NUM_LOCK、CAPS_LOCK、SCR_LOCKの状態を緑色で示します。 もし動作確認で該当箇所だけ緑色の表示にしかならない場合は、他のキーボード でロック状態の確認と解除を行ってみてください。
キーが反応しない
特定のキーが反応しない
大抵の場合は下記の原因が考えられるので落ち着いて調べます
- キースイッチのピン(足)が折れ曲がっていないか
- ダイオードの向きが逆でないか
- ダイオードのはんだ付け不良はないか
- キーソケットのはんだ付け不良はないか
- そもそも、そのキーにキーコードが割り当てられていない(レイヤー切り替え等)
左右反対側のキーが入力される
ダイオードの取り付け向きが間違っています。
- キーに対応するダイオードの向きを慎重に確認し、間違っていたら取り付け直します。
Ergotonic49はDuplex Matrics方式を採用しているため左右のキーでダイオードが逆につながる回路になっています。
どのキーも反応しない
ProMicro周辺を重点に調べます
- PCとキーボードが正しくUSBで接続されているか。 通電するとProMicroに実装されたLEDが点灯します。
- ProMicroに正しくファームウェアが書き込まれているか
- ProMicroとコンスルーのはんだ付けに不良はないか
- ProMicroのピンヘッダが曲がっていないか
ProMicroのLEDが点灯しない
純正品、コピー品により仕様は異なりますが、多くの場合は正常に動作している場合はProMicroの LEDが緑色に点灯します。
- USBケーブルはデータ通信用のものを使用しているか
- ProMicroのはんだがショートしていないか
- RGB LEDの向きが正しいか(間違っている場合、回路がショートしてProMicroが動作しない場合もあります)
その他
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ダイオードを無くしてしまった
- 通販サイトで入手可能です。 高速スイッチング・ダイオード(1N4148W) を購入してください。